【ロックダウン】フランス在住者が語る!コロナ期間の現状

フランス生活
スポンサーリンク

 

こんにちは、YUIです。

 

10月28日に仏大統領Emmanuel Macron氏が、Covid-19の第二波に対応するため

フランス全土において再ロックダウンという措置を取るという発表をしました。

 

  • フランスのロックダウンの期間や状況について知りたい
  • 2回目のロックダウンは厳しいの?
  • どんな流れで1日を過ごしているの?

 

これらの疑問にボルドー在住中の私が、フランスにおけるロックダウンについてお伝えします。

 

フランス、再ロックダウン(2020年11月22日現在)

 

10月28日に発表された措置ですが、実行される期間は同月30日から12月1日までとなっています。

とは言え、11月1日が、バカンスの最終日だったので本格的に始まったのは11月2日からでした。

 

 

移動が認められる範囲は前回と同様でした。
以下がその範囲の一部です。(※attestationと呼ばれる証明書を外出時は常に携帯しなければなりません。)

 

  • 仕事に行く
  • 病院へ行く
  • 家族の面倒を見る
  • 買い物をする
  • 自宅付近を散歩または犬の散歩
  • 公的機関からの要請(裁判など

 

仏大統領は、家族以外の集まり、特に6人以上での集会地域をまたぐ移動等を禁止する旨を話しています。

レストランなどは前回と同様閉鎖されています。

 

Uber Eatsは止まっていないので、レストランの食事をしたくなったら、こちらを活用することができます。
それに加え、このロックダウンによって影響を受ける各企業に月最大1万ユーロを補助しています。

 

1回目のロックダウンと比べた再ロックダウン

 

2回目のロックダウンは、いくつかの変更点があります。
ここでは1部を取り上げます。

 

まず、託児所と義務教育機関が閉鎖されず教育現場での教育の継続という点が変更されました。

最初の都市閉鎖の時は、情報が行き届かず学校教育から脱線してしまった生徒がいました。
このことを鑑みての変更だと思います。

 

対して、大学などの高等教育機関原則オンラインで実施するということになりました。

 

次に、テレワークが広く導入されました。
テレワークが困難な職業と、工場や工事現場等の職業の方も業務を継続することができるようになりました。

 

 

それから、高齢者ホームへの面会も2回目のロックダウンでは、許可されました。
その都度柔軟な対応で対処されることが可能になりました。

 

 

前回のロックダウンと比べると、規則がものすごく厳しくなったところはなく、むしろ緩和されています。

 

しかし、フランスの教育現場での教育の継続に対して、は賛否両論でした。
先生たちや親御さん等からの反対意見が多く、デモも行われました

(ロックダウン中でもデモをすることができます。)

ロックダウンの現状

 

私のロックダウンの1日の過ごし方はほとんど習慣化しました。
朝は6時半に起きて、コーヒを飲みながらフランス語のニュースを読みあさります。

 

その後、朝ごはんを食べて、家事をしてお昼までゆっくりします。
午前中は基本的に家から出ません。

 

お昼ご飯を食べたら、散歩に行きます。
attestation をスマホの ”AntiCovid”というアプリを使って作成し、外出します。

 

このアプリを開くと、今日の感染者数や、トータルの感染者数、死者数が表示されます。
attestationを作ることができますし、そこで推移も確認できます。

 

最近の天気は肌寒くなってきましたが、太陽の日差しが暖かく、気持ちがいいです。

 

驚いたことに、散歩のたび子供達や両親で埋め尽くされている公園を見かけます…。
あれ、confinementだよね?と毎回不安になります。

 

それだけではなく、学校が終わる時間には若者たちが競技場前で集まっているところを見かけます。
明らかに最初のconfinementよりも緩くなっていることがわかります。

 

前回は外に出ると人は少なく、車も少なかったです。

 

そして一番驚いているのが、contrôle と呼ばれる、監視員から全く声をかけられないです。
ほぼ見かけないも同然です。

住んでいる地域にもよると思いますが、以前は平均して3回の外出に1回の外出で声をかけられたことを考えると少ないです。

 

・・・

 

これが今私が感じているフランスの現状です。確かに公共交通機関の利用者は減りました。

でも、前回のロックダウンと比べると、少し自由になっている気がします。

まとめ

 

日本よりもコロナウイルス感染者が遥かに多いフランスのリアルが伝わっていれば幸いです。

 

フランスは初回のロックダウンでアメリカのメディアから
紙が大好きなフランス人と馬鹿にされているくらい紙を消費していました。

 

ですが、2回目のconfinement(ロックダウン)は、外出証明証が携帯のアプリで作れるようになりました。
紙を無駄に浪費しなくなりました。環境保護!

 

明日、火曜日11月24日に、再度マクロン氏の新たな指示があるということです。
もしご好評でしたら、またお伝えさせていただきます。

 

以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😌

タイトルとURLをコピーしました